schoo(スクー) 3ヶ月でユーザーを100万人まで倍増させた!Retty流グロース施策 を見て。
Schoo感想 Retty流グロース施策
仕事でWebサービスの運営を行っておりますので、ヒントを学ぶ為にも急速に伸びているグルメ系ソーシャルサービス「Retty」の武田社長の授業を受けました。
感想としては「思い入れだけでサービスを行う事は非常に危険」という事です。
僕も、前任者から引き継いだサービスを運営する事がありますが、見直される事無く実施されているサービスが多いです。
まずは、リリース時に市場規模の調査とサービスリリースの判断基準を決める事。
リリース後は、期間を決めてスケールしなければ、サービスを閉じる事。
明確な判断基準を持っておく事が重要だと思います。
また、流入口の数値をキチンと取る事が重要。
その前に、多くの流入口から入ってくる様な導線を張り巡らせる事が重要。
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■池の大きさを考える
・どれだけのユーザー(非会員)はどれだけいるか?
競合がいる業種であれば、ネットレイティングスを活用して、ざっくりしたUU/PVはわかる。
単に人口統計や希望的観測から考えてはいけない。アプリDLユーザーはどれ位か?お店の店舗数は?といった現実的な部分を見ないといけない。
・見込みユーザー(会員)はどれだけいるか?
業界の人でないと分からない為、有識者へのヒアリングが必要?Rettyの場合は、無料会員想定で約10%。
上記は分けて、それぞれで戦略を考える必要がある。
それを行わないと、実は小さい市場で殆どスケールの余地が無い仕事に取り組む事になる。成長性を決める部分でもある為、非常に重要。
■ソーシャルリーチ(収益化ユーザーへのリーチ手段)
・Reetyで重要視しているソーシャルリーチという手法
ソーシャルメディアを活用した会員獲得手法。FB・twitterポスト数×リーチ可能なフレンド数×プラットフォーム影響度により決まる。(FB/twitterで影響度は変動)
・会員獲得の流入経路を注視すべし
最近は、コンバージョンの流入口が多い為、どこの流入口を強化するかを考える事が重要。
Rettyは、全体会員登録数とソーシャルメディアからの登録数の相関が最も深かった為、ここを広げる事に注力した。
■スタート時のファンの増加方法
・グルメな人(メインターゲット)に使ってもらう事
余りお店に行った事の無い人が感想を書いても仕方が無い。
30歳代である程度金銭面に余裕があり、食べ歩きができるユーザーをターゲットとした。
それだけではなく、Retty社の社員も負けないレベルで食べ歩きを行っている。
環境作りとして、オフィスを半年位で移転し付近の飲食店を食べ歩く。
・ユーザー獲得の推移
10万人突破までに1年かかった。2年目で30万人。そこから急激に登録者が伸び、3か月程度で100万人を超える様な推移だった。
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