プラットフォームの再分配モデルが流行の兆し?
本日、以下のニュースが目に留まりました。
経済ニュースアプリ「NewsPicks」が有料配信を開始、課金モデルにした狙いは? - 誠 Biz.ID
月額1,500円を支払えば、以下のメディアで有料提供されているニュースが読み放題、との事です。
2月12日には、月額1500円の有料購読プランを開始。登録をすれば、週刊東洋経済、週刊ダイヤモンド、ダウ・ジョーンズ(Dow Jones)、Longine、薬事ニュース、日刊自動車新聞、日刊鉄鋼新聞、日本食糧新聞といった8つの経済媒体が雑誌や新聞で掲載している記事をNewsPicksでも読めるようになった。
比較的ユーザー層が多いと考えられる東洋経済は、雑誌の電子書籍は600円、週刊ダイヤモンドは690円という事で、この内容が全て読めるのであれば非常にお得。
と思い良く読むと、ダイヤモンドは”厳選記事”が読める様です。全てじゃないのね。
東洋経済は全て読めるみたいです。このあたりは、雑誌を主戦場とするダイヤモンドと、Webのマネタイズを進めている東洋経済との差でしょうか。
この記事では、特にマネタイズについて詳しく書かれていませんが、どういった分配モデルになるのでしょうか。
1つは、各メディアに定額を支払うモデル。2つは、PVやUUの比率に応じて再分配うするモデル。
プラットフォーム側にとって前者はハイリスク・ハイリターンで、後者はローリスク・ミドルリターン?という感じでしょうか。売上が少なくても、一定の金額は入ってきますし、課金額が少ないからといってメディアへの支払いの方が多くなる、という事はありませんので。
後者は、auスマートパスやdocomoスゴ得といったキャリアサービスでもとられている手法ですね。
Webサービスは体力の無いベンチャーも多く、一方でデジタルでのマネタイズを行いたい既存メディアとの組み方として、今後増えてくるモデルでは無いでしょうか。